世界大百科事典(旧版)内の主観的歴史の言及
【エスノヒストリー】より
…前者は質の良い遺跡とドキュメントの集積に助けられたものであり,後者は王制がしばしば伴う語部(かたりべ)という職能的な伝承集団の存在に多くを負っている。これらの手がかりが欠如した社会(例えば集中権力のない山間部族社会)の研究では,エスノヒストリーの語を主観的歴史の意味((3))で用いることが多い。【内堀 基光】。…
※「主観的歴史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」