《九条錫杖》(読み)ぐじょうしゃくじょう

世界大百科事典(旧版)内の《九条錫杖》の言及

【錫杖】より

…法具の錫杖の徳を述べる内容で,数条から成り,各条ごとに始めの句を錫杖師が唱え,そのあとを全員で斉唱し,条末に錫杖を振り鳴らす。《三条錫杖》と《九条錫杖》とあり,前者の第一・二条は後者と同文で,第三条は後者の第九条と同内容の異文であるが,曲節は前者のほうが複雑である。四箇法要(しかほうよう)には《三条錫杖》を用い,法要の末尾の法楽には《九条錫杖》を用いるなど,用途にも違いがある。…

※「《九条錫杖》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む