世界大百科事典(旧版)内の九疊文の言及
【印章】より
…自己を表示したり,あるいは自己の所有,権利・義務などを示す文字,図様を彫刻して,器物,信書などに押すために使用されたもの。西アジアに起源をもつ。エジプト,ヨーロッパにも伝わり,東アジアでも古くより用いられた。日本では印,判,印判,はんこなどともいう。形体,機能,用途等は多様であり,かつ地域,時代による相違,変遷がある。以下,地域に分けてその歴史的展開をあとづける。
【西アジア】
古代西アジアの印章は,その押し方の違いによってスタンプ印章と円筒印章とに分けられる。…
※「九疊文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」