九窓亭(読み)きゅうそうてい

世界大百科事典(旧版)内の九窓亭の言及

【窓】より

…窓が多彩な展開をみせるのは茶室建築においてである。小空間に多くの窓をうがつのが茶室の一つの特徴で,織田有楽の九窓亭(現在の春草盧)のように,実に九つもの窓を有するものもある。形式としては下地窓と連子窓が大半であるが,形の組合せから色紙窓(しきしまど),用途から風炉先窓(ふろさきまど),墨跡(蹟)窓,花明り窓,突上窓(天窓の一種)などがあり変化に富んでいる。…

※「九窓亭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」