乱石積基壇(読み)らんせきづみきだん

世界大百科事典(旧版)内の乱石積基壇の言及

【基壇】より

…敷地面より一段高くつくった建物の基礎のこと。諸外国では,全体を石や煉瓦で築いたものも見られるが,日本ではふつう土盛りである。中国の殷代には,すでに版築によって基壇を築いており,戦国時代には,台榭(だいしや)といって極めて高く築いたものが盛行した。日本には仏教建築とともに伝わり,粘土と砂を交互に少しずつ盛って突き固める方法(〈はがねをいれる〉という)で築いている。基礎を一層強固にするため,いったん地面を1~1.5mの深さに掘込地業(ほりこみじぎよう)して,そこから築成する場合もある。…

※「乱石積基壇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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