世界大百科事典(旧版)内の乳児特発性ビタミンK欠乏症の言及
【母乳】より
…しかし核黄疸のように重篤な症状を呈し,後遺症を残した例は報告されていず,母乳を中止しなければならないほどの黄疸になることはない。(b)乳児特発性ビタミンK欠乏症 ビタミンKの不足によって頭蓋内出血が起こる疾患で,生後2週以後10週ころまでにみられる。母乳栄養児に発生頻度が高く,日本の調査では,母乳栄養児1700例に1例の発生頻度であるという。…
※「乳児特発性ビタミンK欠乏症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」