世界大百科事典(旧版)内の乳化精練法の言及
【精練】より
…木綿の場合は,繊維の2~3%(重量)の苛性ソーダ(または4~5%の炭酸ナトリウム)を水溶液とし,ロート油,モノポールセッケン,陰イオン界面活性剤,非イオン界面活性剤などを適宜加え,高圧精練がまで約130℃で煮沸したあと水洗する。羊毛の精練は原毛,毛糸,布の形で行われるが,一般には乳化精練法といい,中性セッケン,炭酸ナトリウムで処理する。精練廃液は使用薬剤,脱落した不純物などを含むため,水質汚濁防止法の規制をうける。…
※「乳化精練法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」