乾式潤滑(読み)かんしきじゅんかつ

世界大百科事典(旧版)内の乾式潤滑の言及

【内燃機関】より

…ほとんどがオイルポンプによる強制給油方式で,おもな油の通路は,油ポンプから主油管を経てクランク系軸受,シリンダー壁に至り油だめにもどるものと,主油管から弁駆動機構および各種補機を回って油だめにもどるものの二つである。自動車用・建設用機関などは機関の底が油タンクとなっており(湿式潤滑),航空用機関や大型ディーゼルエンジンでは油を排油ポンプにより機関外部の油タンクにもどしている(乾式潤滑)。オイルポンプの吸入側には金網製のオイルストレーナーを,吐出側にはオイルフィルターを取り付け,異物の混入を防止している。…

※「乾式潤滑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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