亀の甲文字(読み)かめのこもじ

世界大百科事典(旧版)内の亀の甲文字の言及

【ドイツ語】より

… また同じ頃,ドイツ語の発音の面においても,ジープスTheodor Siebsの北ドイツの発音に基づく《ドイツ語舞台発音》(1898)によって,統一・規範化が行われている。 ドイツの文字としては,ローマ字体のほかに,独特のドイツ文字,いわゆる〈亀の甲文字〉が知られているが,これは12世紀にドイツで形成されたゴシック字体を基礎として16世紀にでき上がった字体であり,北部ヨーロッパに広まった。ドイツでは第2次世界大戦ころまでしばしば用いられたが,戦後はローマ字体に取って代わられた。…

※「亀の甲文字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」