世界大百科事典(旧版)内の亀岡宗山の言及
【後見草】より
…未刊写本(のち翻刻)。小浜藩用達の石屋亀岡宗山が記した明暦大火の記事を,その孫に見せられた玄白が,鴨長明の《方丈記》にならい,宗山の遺稿を上巻とし,中巻以下にその後の天変地異を書き継ぎ,1787年(天明7)松平定信の老中就任に万歳を唱える記事で終わる。鋭利な風刺のうちに滑稽と皮肉をもって世相を論評した書。…
※「亀岡宗山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...