二十等爵(読み)にじゅうとうしゃく

世界大百科事典(旧版)内の二十等爵の言及

【爵位】より

…漢代に至ると,皇帝の即位や瑞祥など国家の慶事にあたり爵一級(後漢では二級)を庶民に賜与することが制度化され,前漢・後漢あわせて約90回におよぶ賜爵が行われた。爵位は第1級の公士から上造,簪裊(しんじよう),不更,大夫,官大夫,公大夫,公乗,五大夫,左庶長,右庶長,左更,中更,右更,少上造,大上造,駟車庶長,大庶長,関内侯をへて第20級の徹侯(列侯,通侯ともいう)に至る二十等爵制であり,徹侯のさらに上位に諸侯王が位置した。一般庶民に与えられる爵位は,第1級の公士から第8級の公乗までであり,第9級の五大夫は秩六百石の官吏以上と定められていた。…

※「二十等爵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む