世界大百科事典(旧版)内の二塔式伽藍の言及
【寺院建築】より
…寺院址は慶州を中心に四天王寺址(699),感恩寺址(682),望徳寺址(684),千軍里寺址(8世紀),仏国寺(752)があり,僻遠の山地にも太白山浮石寺,智異山華厳寺,伽倻山海印寺などが創建された。統一新羅時代の伽藍配置は金堂前方の左右に2基の塔を置く二塔式伽藍で,日本の薬師寺と同形式である。四天王寺,望徳寺址は木造双塔址で,感恩寺,仏国寺,千軍里寺等の石塔が現存する。…
※「二塔式伽藍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」