二本榎(読み)にほんえのき

世界大百科事典(旧版)内の二本榎の言及

【芝】より

…また汐留川沿いに河岸,蔵地,物揚場が並び商業地となっており,幕末の資料によれば地廻米穀問屋,脇店八ヶ所米屋,舂米屋,炭薪仲買,両替屋などの問屋商人が多い。このほかに車町から田町にかけての東海道と並行する高台の往還沿いに伊皿子各町,泉岳寺門前,二本榎の門前各町が一画を形成している。1827‐28年(文政10‐11)の調査によれば当地域の町数95,総家数約1万軒(地主・家持447,地守・家守1045,地借1156,店借7315,明店54)であった。…

※「二本榎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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