二棟廊(読み)ふたむねろう

世界大百科事典(旧版)内の二棟廊の言及

【客間】より

…鎌倉時代以前の寝殿造の住宅では,身分が上の客を招くときは主人の居室である寝殿を客に明け渡して饗応した。それ以外の場合は,寝殿の広廂(ひろびさし)や,それに連なる二棟廊(ふたむねろう)が接客の場に当てられた。室町時代になると,連歌の会など人を集めて遊ぶ機会が多くなったためか,泉殿(いずみどの)とか別棟の会所(かいしよ)が接客空間として用いられるようになる。…

【出居】より

…寝殿造の邸宅に設けられた接客の場所で,客の入口である中門廊と寝殿との中間にある二棟廊(ふたむねろう)や対の屋の一部が用いられた。ここで主人が装束をつけたり,子弟の元服などの行事を行うこともあった。…

※「二棟廊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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