二次流(読み)にじりゅう

世界大百科事典(旧版)内の二次流の言及

【渦】より

… 地球や惑星のように回転している物体上の流体の運動は,恒常的に分布した渦が背景にあると考え,その地形上での運動やかく乱として考えれば理解できることが多い。また曲がった管や水路の中の流れに垂直な面内に誘起される流れ(二次流)も,粘性などによって生ずる流れに垂直な渦が水路の屈曲によって断面内の回転を誘発したと解釈することができる。分布した渦はこのほかにも,熱現象や化学反応など,また電流に働く力など非保存力のある場合にはよく見られる現象である。…

※「二次流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む