五系統図(読み)ごけいとうず

世界大百科事典(旧版)内の五系統図の言及

【解剖図】より

…また,イスラムの医学は古代ギリシア・ローマ医学と西欧医学との仲介者としての役割を果たしたが,イスラム世界では人間像の造形化にきわめて慎重だったために,科学的な図像化はほとんど進展しなかった。ヨーロッパで13世紀ごろ現れる五系統図(骨格,神経,筋肉,動脈,静脈)や妊婦図にもまだ医学の進歩がほとんど見られない中世的な観念による図式がみられる。世界各地に長期間にわたって上記のような図式的人間像が続いてきた理由には,人体解剖への禁忌があったというだけでなく,客観的な観察やその視覚化への意識も明確ではなかったからである。…

※「五系統図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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