世界大百科事典(旧版)内の五音略譜の言及
【楽譜】より
…《楽学軌範》では宋代の俗字譜の記号と同じ略号〈ム,,
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〉をも記している。(3)五音略譜 〈宮〉を主音とし,上下の各1オクターブをそれぞれ5音に分け,数字を付して記すものであり,上五と下五はそれぞれ宮とオクターブ関係になる(図)。 律字譜や工尺譜がその文字に慣れないと音の高低をとらえにくいのに対し,五音略譜は音の高低を容易に読み取ることができる。…
※「五音略譜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」