五鬼(読み)ごき

世界大百科事典(旧版)内の五鬼の言及

【役行者】より

…役行者の画像や彫刻は数多く作られたが,その姿は,僧衣に袈裟をまとい,長いひげをたくわえ,手には錫杖を持ち,高下駄をはいて岩に腰かけ,斧を持つ前鬼(ぜんき)と棒を持つ後鬼(ごき)を従えているのが一般である。役行者が従える鬼については五鬼とする説もあり,1603年(慶長8)に刊行された《日葡辞書》には,〈五鬼。役の行者という名前のある山伏が打ち負かし服従させた五匹の悪鬼〉とある。…

※「五鬼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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