井桁貞敏(読み)いげたさだとし

世界大百科事典(旧版)内の井桁貞敏の言及

【ロシア語】より

…日本における組織的なロシア語教育は,1873年(明治6)伝道師ニコライが東京に開いた正教神学校,およびその翌年政府の創設した東京外国語学校において開始された。比較言語学に基づく科学的なロシア語の研究は八杉貞利によってその基礎がおかれ,井桁貞敏(1907‐80),木村彰一(1915‐86)らによって発展をみた。第2次大戦後は国際社会におけるロシア語の比重増大の傾向を反映して,日本のロシア語教育も空前の規模に達したが,大学院までの専門課程を備えた大学は日本ではまだ少数である。…

※「井桁貞敏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android