世界大百科事典(旧版)内の交差撚りロープの言及
【ワイヤロープ】より
…しかし多数のワイヤからなるロープを形成するにあたり,ロープに発生するねじり作用を軽減するため両者を組み合わせることがある。別の分類のしかたでは各層のワイヤが平行になるように,したがって素線相互が線接触をして各層の素線が同一ピッチになるようにした平行撚りロープと,各層の素線の撚り角が等しく,したがって素線どうしは交差を生じて点接触となるような撚り方をした交差撚りロープとがある。平行撚りの場合は用途に応じて構成するワイヤの径と配列を変えるといったくふうが必要であり,交差撚りロープが一般的である。…
※「交差撚りロープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」