交流電気機関車(読み)こうりゅうでんききかんしゃ

世界大百科事典(旧版)内の交流電気機関車の言及

【電気機関車】より

…以後,ドイツ,イギリス,アメリカ,スイス,フランスなどを中心に,鉄道の電化が行われるとともに電気機関車も普及し,1900年ころには懸垂式架空電車線碍子などの発達もあって,電圧500V,15~50馬力の電動機で速度15~25km/hの運転を行っている。交流電気機関車としては,1899年,スイスで製作された750V,40Hzの三相交流用電気機関車が最初といわれている。20世紀に入ってからは各国とも輸送量の多い線区を中心に電化が進展し,直流では1500~3000V,交流では主として単相15~25kVと高電圧化し,電気機関車も大型,高速,大出力のものとなった。…

※「交流電気機関車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android