世界大百科事典(旧版)内の交直比較電流標準器の言及
【電気標準】より
…電流による抵抗線の発熱,温度上昇を熱電対を通して直流電圧に変換するもので,等しい熱起電力が得られるとき,交流の実効値は直流の値に等しい。この真空熱電対を容器に封入したものが交直比較電流標準器,直列抵抗を併用したものが交直比較電圧標準器で,交流電流,電圧標準の値付けおよび測定に使用される。上記の基礎的標準器のほか,0.2級の標準電流計,標準電圧計,電力計は一般の指示計器の校正用標準器として用いられる。…
※「交直比較電流標準器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」