亥子突き(読み)いのこつき

世界大百科事典(旧版)内の亥子突きの言及

【亥子】より

…正月11日の仕事始や旧暦2月亥日などに田へ出た田の神が1年間の仕事を終えて帰るといい,家では新米の餅12個を枡に入れ米蔵の俵へ供えてまつる(但馬,佐渡)。このとき子どもたちが各家々をまわり,石やわらづとで地面をたたく亥子突きをしたりして,亥子餅やお金などをもらう。亥子の石突きをしてできた跡はことさら踏まないようにした(広島県,岡山県)。…

※「亥子突き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android