亭子院賜飲記(読み)ていじいんしいんき

世界大百科事典(旧版)内の亭子院賜飲記の言及

【大酒大食会】より

…飲みくらべは闘飲,酒戦と呼び,食べくらべは闘食ともいう。いずれも平穏無事な社会の産物というべき遊びであるが,歴史的に最も古く,かつ著名なのは,911年(延喜11)6月15日,宇多法皇が催した亭子(ていじ)院での闘飲で,その日の様子を記録した紀長谷雄(きのはせお)の〈亭子院賜飲記〉が《本朝文粋(ほんちようもんずい)》に収められている。その後は長らくこうした記録は見られなくなるが,江戸時代に入ると盛んに行われるようになった。…

※「亭子院賜飲記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む