世界大百科事典(旧版)内の人工タール癌の言及
【山極勝三郎】より
…脚気や日本の地方病の病理学的研究のほか,とくに癌の研究に力を注ぎ,師フィルヒョーの癌の刺激発生説を実験により証明した。すなわち市川厚一とともにウサギの耳にコールタールの反復塗布を行って,1915年人工タール癌の発生に初めて成功した。これは実験腫瘍学における画期的業績である。…
※「人工タール癌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
…脚気や日本の地方病の病理学的研究のほか,とくに癌の研究に力を注ぎ,師フィルヒョーの癌の刺激発生説を実験により証明した。すなわち市川厚一とともにウサギの耳にコールタールの反復塗布を行って,1915年人工タール癌の発生に初めて成功した。これは実験腫瘍学における画期的業績である。…
※「人工タール癌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...