人工タール癌(読み)じんこうたーるがん

世界大百科事典(旧版)内の人工タール癌の言及

【山極勝三郎】より

…脚気や日本の地方病の病理学的研究のほか,とくに癌の研究に力を注ぎ,師フィルヒョーの癌の刺激発生説を実験により証明した。すなわち市川厚一とともにウサギの耳にコールタールの反復塗布を行って,1915年人工タール癌の発生に初めて成功した。これは実験腫瘍学における画期的業績である。…

※「人工タール癌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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