《人工庭園》(読み)じんこうていえん

世界大百科事典(旧版)内の《人工庭園》の言及

【女の園】より

…〈逆コース〉と呼ばれた社会風潮の中で,〈民主化〉を巡る学園紛争が学生側の視点から描かれる。原作は阿部知二の小説《人工庭園》(1954)。良妻賢母の育成を方針にかかげ青春を抑圧する,封建的で厳格な全寮制女子大学を舞台に,その中で〈民主化運動〉と並行してさまざまな女子大生たち(久我美子,岸恵子,高峰秀子ら)の青春,恋愛が,木下恵介ならではの情感豊かなタッチで群像ドラマとして展開される。…

※「《人工庭園》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む