人工消霧(読み)じんこうしょうむ

世界大百科事典(旧版)内の人工消霧の言及

【霧】より


[霧の害]
 霧は各種交通の障害となり,また,スモッグなどは健康にもよくないので,古くから霧を人工的に消そうとする試みが行われてきた。とくに飛行場では吸湿剤を散布したり,石油を燃やしたり,ドライアイスやヨウ化銀をまいて霧粒を雨滴とする方法などで人工消霧が試みられ,成功した例もある。北海道の釧路,根室地方のように海霧が上陸してくる地域では,海岸近くに防霧林を造成し,移流してくる霧粒を捕捉して霧を薄める方法がとられている。…

※「人工消霧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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