人形峠鉱山(読み)にんぎょうとうげこうざん

最新 地学事典 「人形峠鉱山」の解説

にんぎょうとうげこうざん
人形峠鉱山

Ningyotoge mine

鳥取・岡山県境人形峠にある堆積性ウラン鉱床白亜~古第三紀の花崗岩とこれを不整合に覆う中新~鮮新世の三朝層群からなる。鉱床は三朝層群下部層・人形峠層基底礫岩・砂岩中に胚胎,基盤岩上の旧河川地形に沿って分布。中津川本鉱体の規模は700m×600m,厚さ1.2m,品位U3O80.036%。初生鉱物は人形石・コフィナイト・閃ウラン鉱,二次鉱物はりん灰ウラン石,ウラノフェン,カルノー石など。1955年11月地質調査所が発見。鉱量U3O8約2,000t。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の人形峠鉱山の言及

【人形峠】より

…70年には日本独自の技術開発による一貫精錬の操業が開始され,79年には大規模な濃縮ウランのパイロットプラントが完成した。【由比浜 省吾】
[人形峠鉱山]
 山陰型の花コウ岩類を基盤とし,これを不整合におおう中新統ないし鮮新統の堆積岩中のレキ岩・砂岩(鮮新世の人形峠層)に含まれるウラン鉱床を採掘対象としている。陸成の堆積層で,人形石を主とする富鉱部はかつての河川に関係しているらしく,チャンネル状をなし,U3O80.5%程度の品位を示すが,その範囲はごく狭い範囲に限られている。…

※「人形峠鉱山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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