人情説(読み)にんじょうせつ

世界大百科事典(旧版)内の人情説の言及

【仁斎学】より

…仁義は,人がもっている自然の本性を拡充して社会の習慣や人情と合一させることによって達成されるが,その際,個人的な生活条件を尊重することが必要で,至公(一律の普遍性)を強調するだけでは弊害があるという。この道徳論を人情説と呼ぶ。仏教思想を虚妄として儒教的排仏論の枠組みを守るが,仏教が日常生活のなかで定着して社会的秩序を作りあげている現実を重視し,社会的な仏教否定は行わない。…

※「人情説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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