世界大百科事典(旧版)内の人造オパールの言及
【オパール】より
…ケイ酸SiO2を含む堆積岩,時に火成岩中に産する非晶質の鉱物で,タンパク石ともいう。成分はSiO2・nH2Oで,通常1~21%の水分を含むが,宝石種となるものは水分約6~12%であるといわれる。モース硬度5.5~6.5,比重1.99~2.25,屈折率n=1.44~1.47,ガラス光沢ないし樹脂光沢である。オパール自体はごくありふれた鉱物であるが,そのなかで,美しい特有の遊色効果play of color(俗に斑色(ふいろ)という)を示すプレシアス・オパールあるいはノーブル・オパール,その地色の美しいコモン・オパールなどが主に宝石用となる。…
※「人造オパール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」