人間関係的管理(読み)にんげんかんけいてきかんり

世界大百科事典(旧版)内の人間関係的管理の言及

【経営・経営管理】より

…それは基本的には第2次大戦後の昭和30年代にまで及んだ。
〔〈人間関係論〉登場以降の管理論〕

【〈人間関係論〉と人間関係的管理】
 アメリカでは,科学的管理以来の伝統的な管理の考え方が基本的には維持されつつも,労働力の担い手である人間主体そのものに注目する動きが1930年代以降強まっていった。その口火を切ったのはG.E.メーヨーをリーダーとする人間関係論,そしてその実践版ともいえる人間関係的管理である。…

【人間関係論】より

…人間関係論という言葉には2通りの意味がある。その一つは,人間の行為や生活上の諸現象を,人と人との関係に即して研究しようとする社会科学上の研究アプローチ(方針)を指し,いま一つは,第2次大戦後,とくに産業で強調されるようになった経営政策の一環としての,いわゆる〈人間関係的管理〉アプローチを指している。社会科学における〈人間関係〉的アプローチはかなり以前から始められており,すでに1930年代にイェール大学には人間関係研究所が設置されていた。…

※「人間関係的管理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android