世界大百科事典(旧版)内の《仁風集覧》の言及
【仁風一覧】より
…とくに,飢饉時に飢人の大量発生をみる都市社会では享保の飢饉を契機に,富裕町人による組織的な施行が展開されるようになった。このため《仁風一覧》にならって,大坂で1837年(天保8)《仁風便覧》,京都で67年(慶応3)《仁風集覧》が刊行された。近世の三大飢饉と言われる天明の飢饉に際しては,官製の施行者名簿は刊行されなかった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」