今日の音楽(読み)こんにちのおんがく

世界大百科事典(旧版)内の今日の音楽の言及

【現代音楽】より

…現代の音楽の総称であるが,〈現代〉と〈音楽〉の定義がまちまちであるため,意味内容が一定していない。〈現代音楽〉の用語と並行して,〈近代音楽〉〈新音楽〉〈前衛音楽〉〈実験音楽〉〈今日の音楽〉などの用語も用いられる。これらの音楽用語は,微妙なニュアンスの相違はあるものの,ほぼ〈現代音楽〉の同義語として用いられ,新しい思想と技法による芸術音楽をさす場合が多い。…

【武満徹】より

… 1970年代に入ってからはパリ,ロンドンなどで〈武満徹フェスティバル〉が開催された。一方,1970年に万国博鉄鋼館の音楽監督を務め,その体験を生かして73年に現代音楽祭〈今日の音楽Music Today〉の企画・監修の仕事を開始し,内外の新しい音楽を紹介,若い世代の作曲家・演奏家に影響を与えた。また《音,沈黙と測りあえるほどに》(1971),《樹の鏡,草原の鏡》(1975),《音・ことば・人間》(1980),《夢の引用》(1984)などの著作は,日本の現代音楽と文化全体に対する鋭い問題提起の書となっている。…

※「今日の音楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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