世界大百科事典(旧版)内の仕事の場分析の言及
【認知工学】より
…これらの研究は,CSCW(協同作業のコンピューター支援Computer Supported Cooperative Work)研究の一環として始まり,実際に仕事の場で用いられている人工物の使われ方を綿密に分析することから,実際に役に立つ新しい人工物あるいはそのデザイン指針を明らかにしていこうとしている。こういったアプローチは〈現場での認知Cognition in Situ〉アプローチ,あるいは〈仕事の場分析Workplace analysis〉として展開されている。 いずれの方法においても,実際にユーザーが人工物を用いる相互作用過程を検討する中で,常に,人にとっての使いやすさとは何か,人の認知における人工物の持つ意味は何かについて,新たな側面が明らかにされているのが現状である。…
※「仕事の場分析」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」