他力的救済(読み)たりきてききゅうさい

世界大百科事典(旧版)内の他力的救済の言及

【救い】より

…また救いを求める者の態度としては,絶対者や超自然的な力に祈願し奉仕する型と,自己自身の力に頼る型の2種に分けることができる。前者を〈他力的救済〉とし,後者を〈自力的救済〉と考えることもできる。 一般にキリスト教は絶対者(神)に祈願,奉仕して救いを求める宗教とされるのに対して,仏教は自己自身が絶対者(仏)になることを通して救いを得る宗教であるとされる。…

※「他力的救済」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android