他殖性(読み)たしょくせい

世界大百科事典(旧版)内の他殖性の言及

【栽培植物】より

…これに対して栽培型では一般に休眠性が低下していて,播種によって斉一な発芽が得られるようになっており,人間が栽培管理しやすい型が選択されてきたとみてよい。 栽培植物では限られた個体数で果実や種子が確実に得られるように,有性生殖様式が他殖性からより自殖性へと変化している場合が多く,イネやトウガラシはその例である。 さらに有性生殖をなくす方向に選択が行われ,その最たるものがバナナである。…

【自家不和合性】より

…雌雄同花で正常な機能をもつ雌雄両配偶子が同時に形成されるにもかかわらず,受粉がおこなわれても花粉の不発芽,花粉管の花柱への侵入不能,花粉管の伸長速度低下または停止などにより,自家受精が妨げられる現象。この現象は高等植物に広く見いだされ,明らかに他殖性allogamyを維持,促進する繁殖様式の一つと考えられている。不和合性にはめしべやおしべになんら形態的な分化が認められない同型不和合性と,めしべとおしべの長さ,柱頭の表面の形態,花粉の大きさや形状などに分化のみられる異型不和合性が知られている。…

※「他殖性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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