他覚的耳鳴(読み)たかくてきじめい

世界大百科事典(旧版)内の他覚的耳鳴の言及

【耳鳴り】より

…耳鳴(じめい)とも呼ばれ,外界に音源がないのに聴覚が生じる現象である。耳鳴りの多くは,本人にしか聞こえず,自覚的耳鳴と呼ばれるが,このほかに他人でも聞こえる耳鳴りがあり,他覚的耳鳴と呼ばれる。後者は,動脈瘤,動静脈奇形,血管腫瘍などの血管の異常が中耳や耳の近くにできていて拍動音が聞こえる場合や,耳管を開閉する筋肉や中耳の耳小骨についている小さな筋肉の痙攣(けいれん)性の動きにより起こる場合があるが,いずれもきわめてまれな病気である。…

※「他覚的耳鳴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む