他覚的聴力検査(読み)たかくてきちょうりょくけんさ

世界大百科事典(旧版)内の他覚的聴力検査の言及

【聴力検査】より

…また,方向感などを利用した両耳聴力検査によって聴覚中枢の病気が鑑別できることがある。他覚的聴力検査の代表例には,中耳の病態を推定できる中耳インピーダンス測定法,音刺激によって脳幹部から発生する特殊な脳波である聴性脳幹反応をコンピューターによって加算記録する方法がある。後者の方法は乳幼児の聴力の推定,難聴の鑑別に有用であり,近年急速に発達し,普及している。…

※「他覚的聴力検査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む