代理の母(読み)だいりのはは

世界大百科事典(旧版)内の代理の母の言及

【人工授精】より

…夫に不妊の原因がある場合の治療方法としてもっぱら行われてきた人工授精は,DIY方式の普及によって妻の不妊の際にも拡大して実施されるようになった。つまり,他の女性に夫の精液を人工授精して,夫と妻の子とする〈借り腹〉ないしは〈代理の母surrogate mother〉である。 さらに,体外受精が実用化段階に入ってからは,配偶者間体外受精のほかに,卵子提供者や精子提供者を組み合わせた非配偶者間体外受精も可能であるから,親子法ならびに医療行為としての合法性や医の倫理の問題が再び論じられるに至っている。…

※「代理の母」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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