仮宅細見(読み)かりたくさいけん

世界大百科事典(旧版)内の仮宅細見の言及

【細見】より

…初期の細見は一枚摺(いちまいずり)であったが,1730年(享保末)ごろから小型横本に,79年(安永8)から竪本(たてぼん)となり,毎年1~3回発行された。火災による仮宅(かりたく)営業中は仮宅細見を発行した。以上は吉原細見の例であるが,もちろん他の遊郭の細見も出版され,その土地の特殊性を反映させた。…

※「仮宅細見」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む