仮性アレルゲン(読み)かせいあれるげん

世界大百科事典(旧版)内の仮性アレルゲンの言及

【蕁麻疹】より

…食品添加物が蕁麻疹を生じる機序についてはまだ不明の点もあるが,これがアラキドン酸からのプロスタグランジンE2生成を減少させるため,環状AMPの低下をきたしてヒスタミンが遊離するとも,あるいは補体系を活性化するためともいわれている。 一方,そのもの自体にヒスタミンやアセチルコリンなどを多量に含むものを仮性アレルゲンというが,この場合は仮性アレルゲンが直接に血管に作用して,その透過性を亢進させる。これには,ホウレンソウ,ナス,ソバ,たけのこ,サトイモ,古くなった魚介類などがある。…

※「仮性アレルゲン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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