世界大百科事典(旧版)内の仲間どりの言及
【磯の口明け】より
…口明けした場合の共同採取には,各戸1名に限るもの,また人数に制限のないものもある。また口明けした最初の日は〈仲間どり〉といって水揚げしたものは村や部落の公費に提供したり,あるいは各戸平等に分配したりし,2日目以降は勝手採りといって,各自の採取したものは持ち帰ることができるという場合もある。入会磯のところでは,口明けの1日目だけは自分の磯のものを採り,それ以降は入会で採取することもある。…
※「仲間どり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」