世界大百科事典(旧版)内の伊勢ハナショウブの言及
【ハナショウブ(花菖蒲)】より
…明治に入り熊本では〈満月会〉が結成され,肥後系を改良し門外不出としたが,西田信常が一部を譲り受け育種し,現在市販に見る肥後系の元を作った。別に伊勢の吉井定五郎(1776‐1859)らが育種し,伊勢ハナショウブ(イラスト)の基礎を作った。今日,花菖蒲園は小規模なところを除いても30ヵ所くらいが知られており,第2次世界大戦前に比べて盛んになっている。…
※「伊勢ハナショウブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」