世界大百科事典(旧版)内の伊勢湾横断大渡りの言及
【遠泳】より
…古くから日本泳法の各流派において遠潮(えんちよう)(神伝流),遠遊(とおおよぎ)(神伝流,河井流など),長泳(ながおよぎ)(能島流)などといって遠距離水泳が行われたようであるが,正確な記録はない。1856年(安政3)の伊勢湾横断大渡りが文献に記録されている。明治以降,水泳が学校体育にとり入れられ,各学校の合宿所が海浜につくられたり,また陸軍や海軍が実用的な泳法を研究するようになってから盛んとなり,現在でもさまざまな形で行われている。…
※「伊勢湾横断大渡り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」