伊豆志袁登売(読み)いずしおとめ

世界大百科事典(旧版)内の伊豆志袁登売の言及

【春山之霞壮夫】より

…《古事記》中巻末にみえる伝説の登場人物。誰も求婚に成功しなかった伊豆志袁登売(いずしおとめ)神の愛を得ることができるかどうか兄の秋山之下氷壮夫(あきやまのしたひおとこ)と賭けをし,母が藤蔓で作った衣服をつけ弓矢を持って出かけると,衣服も弓矢もすべてが藤の花となり,求愛に成功する。その後,賭けの償い物を払わない兄を母に訴え,母は呪詛(じゆそ)によって兄を懲らしめる。…

※「伊豆志袁登売」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android