世界大百科事典(旧版)内の伏竹弓の言及
【弓道】より
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[弓具]
弓の長さは,古くは短弓,長弓さまざまであったが,奈良時代にほぼ7尺3寸(約2.21m)に定着し今日にいたっている。その構造の変遷をみると,最初は〈丸木弓〉であったが,平安時代中期には丸木弓の外側に竹を張り付けた〈伏竹弓(ふせだけゆみ)〉,平安時代末期には内側にも竹を張り付けた〈三枚打ち弓(さんまいうちゆみ)〉が考案された。その後,側面にも竹を張り付けた〈四方竹弓(しほうちくゆみ)〉が開発され,さらに芯を竹ヒゴとし外竹(とだけ),内竹,側木(そばき)を接着させた〈ヒゴ入り弓〉が作られるようになった。…
※「伏竹弓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」