《伝真言院曼荼羅》(読み)でんしんごんいんまんだら

世界大百科事典(旧版)内の《伝真言院曼荼羅》の言及

【東寺】より

…《真言七祖像》はそのうち五祖像が唐の李真筆で,空海が請来し,他の2祖は帰国後描かせたとされる。《両界曼荼羅》は《伝真言院曼荼羅》と呼ばれ,絹本彩色の現存曼荼羅中,最古のものである。このほか《弘法大師行状絵詞》(鎌倉後期),《蘇悉地儀軌契印図(そしつじぎきかいいんず)》(白描図像,唐代),《両界曼荼羅》(敷曼荼羅,平安後期)や多くの密教図像がある。…

【両界曼荼羅】より

…紫綾金銀泥絵,神護寺)は現存する最古の現図曼荼羅である。《伝真言院曼荼羅》(絹本著色,東寺,899)は,彩色のものとして最古の遺品で,小型ではあるがすぐれた作域を示す。寺伝では宮中真言院の御修法(みしほ)用の曼荼羅としているが確証はない。…

※「《伝真言院曼荼羅》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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