伝貰金(読み)でんせいきん

世界大百科事典(旧版)内の伝貰金の言及

【大韓民国】より

…資金繰りに苦しむ企業の場合,制度的な金融機関を通さない高利の私債を応急の運転資金に利用することが多かった。私債市場のおもな貸手は専門的高利貸業者であるが,その基礎には庶民の小口資金を集積するや伝貰金(でんせいきん)と称する多額の不動産権利金などの存在が指摘できる。高利の私債市場は,企業の財務構造を脆弱(ぜいじやく)なものとし,しばしば金融市場のかく乱を招くため,政府は70年代前半から私債規制と企業の株式公開を通じた資本市場の育成策を展開した。…

※「伝貰金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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