世界大百科事典(旧版)内の伯道上人の言及
【蘆屋道満】より
…のち晴明の入唐中,その妻利花と通じて秘蔵の卜占の書《金烏玉兎(きんうぎよくと)集》を写し取り,帰朝した晴明の首を斬る。術を用いてこれを知った晴明の師,大唐荆山の伯道上人は,来朝して晴明の遺骨を集め生活(しようかつ)続命の法を修して蘇生させ,道満の首を斬り,利花をも殺す。古浄瑠璃《信田(しのだ)妻》は,晴明・道満伝説を脚色したものであるが,道満を蘆屋宿禰の後裔とし,宿禰以来,法道仙人の法術を伝えたとする。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」