低温用ニッケル鋼(読み)ていおんようにっけるこう

世界大百科事典(旧版)内の低温用ニッケル鋼の言及

【低温用鋼】より

…アルミニウムやオーステナイト鋼のような面心立方構造の金属は低温でも靱性を損なわないが,普通鋼や低合金鋼などの体心立方構造の材料はある温度域(脆性(ぜいせい)遷移温度)以下では急激に靱性が低下する性質(低温脆性)があるために,低温用鋼の指定が必要となる。 低温用鋼は大別すると,低炭素アルミキルド鋼,低温用ニッケル鋼,オーステナイト系ステンレス鋼の三つに分けられる。(1)低炭素アルミキルド鋼 低炭素鋼であるが,低温靱性を害する硫黄,リンの含有量を極力下げ,アルミニウムを添加して結晶粒の微細化および窒素の固定を行った材料で,寒冷地における構造物,冷凍機器などに用いられる。…

※「低温用ニッケル鋼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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